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    http://t2cjp.jugem.jp/

    なお、このブログはアーカイブとして残しています。
    引き続き、どうぞよろしくお願い致します。
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      take2-chances * その他いろいろ。 * 00:00 * comments(0) * -

      「一家に一台安心ラジオ」と称する次世代ラジオとは。

      案の定、民主党大惨敗だった総選挙が終わりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
      その中でも野田首相は16万票以上を獲得し圧勝。選挙というのはよく分かりません。
      自分さえ良ければいい、そんな気さえしてくるのですが汗

      さて本題。
      2012年11月14日〜16日に開催された「InterBEE 2012」で、「“一家に一台安心ラジオ”としての次世代ラジオ」と題するセッションが行われたそうで。

      「災害発生時における地域ラジオとしての役割と"一家に一台安心ラジオ"としての次世代ラジオとは」 【前編】 / 【後編】 - ITpro
      *2ページ目は「ITpro会員」でないと読めません。

      記事によると、「V-Low防災デジタル・コミュニティラジオ検討協議会では
      • 防災機能が充実した放送

      • 多チャンネルサービスを活用した新しいラジオ

      • 高音質・5.1chサラウンドなどを利用した放送

      • IPキャストによる新ビジネスモデル
      などを挙げ、『防災』と『魅力あるラジオの再生』を主な目的として実証実験を進めると説明した」との事。

      また、CATVやデジタルサイネージとの連携、防災無線の代替設備などを視野に入れているそうで、協議会会長の木村太郎氏は、「『V-Lowマルチメディア放送をやることでラジオを変える』という気持ちが底辺にあり、『デジタルラジオはラジオを復権する力があると確信している』と述べ、V-Lowマルチメディア放送の早期制度化の必要性を訴えた」との事。

      …以前にも、「防災デジタル・コミュニティラジオは必要か。」「木村太郎氏、V-Lowをはじめる。」と何度も書いていますし、繰り返しにもなるのですが、「ハードではなくソフトの方に資源を集中させるのが先決」であり、どれだけ最先端なシステムを用意しても、扱う人員がいなければ「絵に描いた餅」としか言いようがありません。

      「V-Low防災デジタル・コミュニティラジオ検討協議会」などのV-Low推進団体は、「絵空事がいかに素晴らしいか」、「システムがどういう物なのか」だけではなく、「どのように運用していくのか」、「実際にコミュニティFM程度の規模で運用する事が出来るのか」という想定され得るビジョンの提示、つまり「このシステムを導入するには、人員確保など、どの程度の規模で展開する必要があるのか」、「どの程度の費用を想定しているのか」、あるいは「自治体との連携をどう考えているのか」という実務的な面でも、具体的な構想を公表して欲しいと思います。

      少なくとも、現在のCFMは慢性的な赤字経営のところが多く、行政の金銭的支援がまず必須であり、もし新たに導入するにしても、それだけの設備投資に理解が得られるのか、といえば極めて難しいでしょう。仮に設備投資を行う目処がついたとしても、常に要員を確保できるような体制作りをするには、「相応の経費」が捻出できる状態でなければなりません。

      もし、「次世代ラジオ」と称する物がラジオではなく「デジタルコミュニティテレビのようなもの」を想定しているのであれば、間違いなく過剰投資であり、「手軽さ」と「機動力」を売りにした音声媒体の良さを損なってしまうのではないでしょうか。

      そもそも、何でもラジオ「だけ」で行おうとするのが大きな誤りであり、それぞれのメディアに応じた特性を上手に活用してこそ、ラジオの媒体価値があるのであり、インターネットを活用して文字情報を送り届ける事や必要な情報伝達が現状でも満足に出来ていないのに、コミュニティFM程度の規模で全ての防災情報を管理統括し、適切な情報を適切な範囲に送出したり、防災無線の代替施設として機能させる事など現実的に不可能です。

      どこかの篤志家が金銭を集めてボランティアで始めるのであれば不可能とは言い切れなくなるかもしれませんが、東日本大震災では金銭的な支援が滞る中で臨時災害放送局を立ち上げ、少ない人員でやりくりしながら懸命に地域情報を発信していたのが現実ですから、まずあり得ないでしょう。

      ★東日本大震災時は日本財団などが臨時災害放送局に対して支援を行っています。

      しつこいですが、ハードよりもソフトの充実。
      「放送不況」だからこそ、CFMに限らず、全ての放送局が「コンテンツの充実」について考えていくべき大きな課題であると思うのですが…。

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        take2-chances * 地域放送とは。 * 00:29 * comments(0) * -

        最新放送機器あれこれ。

        年末押し迫る今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
        タダでさえ忙しいのに、何を血迷ったか、挑発に乗って野田首相は衆議院解散を決行しましたが…
        勝算があるとはとても思えないんですけどね。

        というワケで、本題。
        最新放送機器などなどを紹介してみます。

        まず初めに。
        加賀ハイテックが、InterBEE向けに「デジタル防災ラジオ」を試作したそうで。

        デモ映像…【Inter BEE 2012】V-Lowマルチメディア次世代ラジオ推進グループ(#8206)新サービス デジタル防災ラジオをデモ

        試作機の大きさは「横17cm、高さ11.3cm、奥行き4.7cm」で、重量は約400g(乾電池除く)。
        AC電源、内蔵電池、乾電池の3電源方式で、内蔵電池使用時で2時間受信可能。更に大型液晶パネル搭載との事ですが…

        正直、2時間程度ではあまりに「電池の持ちが悪い」としか言いようがありません。
        改善ポイントの一つでしょう。

        続いて「臨時災害放送局用FM装置」。
        臨時災害放送局用FM装置受注開始のお知らせ -八木アンテナ

        プレスリリースによると、「専門の設置工事を必要とせずスピーディな運用が開始できる装置構成となっている」そうで、「臨時災害放送局が運用開始するための必要な装備がセットされている」との事。

        セット内容は…

        • 送信機

        • 送信アンテナ

        • 組み立てマスト(8m)

        • マイクロフォン2本

        • ヘッドフォン

        • CDプレーヤー

        • 音声ミキサ

        • 同軸ケーブル30m

        また、「送信機の電源はAC100V仕様、市販の発電機や無停電電源装置(UPS)等の非常用電源により稼動が可能」との事です。

        この一式があれば直ちに開局出来るそうなので、防災目的として1台あると役に立ちそうです(もちろん開局には総務省の許可が必要です)。

        そして、mobilestudioII(モバイルスタジオ2)。
        これについては別館のほうで「販売開始」という記事を書きましたが、デモ機を試聴したところ、初代と比べて明らかに高音質になっています。

        加えて、「800MHz帯のFOMAプラスエリア」にも対応との事であり、ドコモのエリアマップでオレンジ色になっている、山間部などで多く見られる地域や、都市部でのビル陰対策地域など、従来では電波が届きにくかった場所からの中継などに威力を発揮しそうです。

        今まで電波状態が悪いから中継は止めとこう、と躊躇していた場所からも中継できるようになる…かも。

        ますます進化する放送機器。
        使ってみたいような気もするけど、「臨時災害放送局用FM装置」はなるべく稼働しないで欲しい、とも思ってみたり。

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          take2-chances * デジタル放送など。 * 00:56 * comments(0) * trackbacks(0)

          「臨時災害放送局開設手引き」が公表される。

          今年も着々と終焉を迎えつつありますが、皆様いかがお過ごしでしょう?
          同時並行でやらないといけない事が多くなってくる時期です。
          というワケで、本題。

          このブログでも度々お伝えしている東日本地域放送支援機構」ですが、2012年10月19日から「臨時災害放送局開設等の手引き」が公表されているそうで。

          東日本大震災での地方公共団体の経験から「臨時災害放送局開設手引き」公表 -ITpro

          記事によると、「総務省東北総合通信局は、NPO法人の東日本地域放送支援機構および東北コミュニティ放送協議会と協働で『臨時災害放送局開設等の手引き』を作成した」そうで、「この手引きを活用し、東北管内の地方公共団体向けに臨時災害放送局の開設などの周知啓発を実施していく」との事。

          この「手引き」(PDF/33ページ)を読んでみると…


          • 東日本大震災の際の臨時災害放送局の活躍事例(8局)

          • 臨時災害放送局の開設方法等

          • 臨時災害放送局の機材調達、施設整備の方法等

          • 臨時災害放送局の運営方法等

          • 臨時災害放送局の開設、運営の流れ(例)

          • よくある質問


          となっており、東日本大震災時の事例と臨時災害放送局の開設方法、運営方法などが事細かく書かれています。

          東日本大震災時、どのようにして臨時災害放送局を開設したのかという事例紹介も大変参考になるのですが、実は「よくある質問(FAQ)」が充実しています。

          例えば…
          • Q. 臨時災害放送局は、コマーシャルを入れることができますか。

          • A. 制度上禁止されていません。

          • Q. 放送する内容は、市町村からのお知らせに限られるのですか。

          • A. 被害を軽減するために役立つ放送とは、市町村が直接情報源になるお知らせのほかにも、給水支援活動をする自衛隊や関係機関から直接入手できる情報の放送、さらには、被災した住民の精神的な被害を軽減するのに役に立つ「音楽」や笑いを喚起する「軽い娯楽」は容認されるものと考えられます


          などなど。
          東日本大震災の影響が無かった地域でも、今後いつ大災害が起こるか分かりませんから、大変参考になると思います。

          しかし、「手引き」には開設するための参考事例がまとめられていますが、自治体として「やる」という決意が無いと開局できませんし、やるからには相応の費用負担は考えないといけません。
          また、基本的に不慣れなスタッフしかいないはずなので、ある程度の事前準備が必要になってくるかと思います。

          いざという時に、急ごしらえで何とかなるといえば何とかなるのかもしれませんが、災害時は初動が最も大事になってきますし、速やかに開設できたとしても、実際の運用が出来ないとどうしようもありません。

          この「手引き」の「ポイント」(表紙)の「3.」に
          • より効果的な災害対応のため、臨時災害放送局の早期開設に必要なことは

          • 首長等の迅速な開設の意思決定、東北総合通信局への連絡

          • 機材、電源の確保や設置場所等についての事前の準備、関係者の協力のルール化

          • (可能なところは)コミュニティ放送局との協力関係の確立


          と書かれている通り、出来るだけ事前に準備できることは準備しておく、いざという時には「やる」という事を予め決めておくのが大切なのかもしれません。

          いつ「本番」が来るか分からないからこそ、いつ来てもすぐ対処できるように予め準備しておくに越したことはないでしょう。

          「臨時災害放送局開設等の手引き」をぜひ活用されることをオススメします。

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            take2-chances * 地域放送とは。 * 22:51 * comments(0) * trackbacks(0)

            moraが配信形式を変更へ。

            暦の上では季節は秋という割に、未だ全国的な残暑が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょう?
            もういい加減にして欲しいところですが、徐々に落ち着いてきているようです。
            やれやれ…といったところで本題。

            2012年10月1日から、PC向け音楽配信サービスの「mora」が、配信形式をAACに切り替えるそうで。

            「mora」全面リニューアル!&サービス一時休止のお知らせ -mora オフィシャルブログ

            プレスリリースによると、主な変更点として


            • サイトリニューアル

            • 「mora touch」の統合

            • AACによる配信開始

            • 利用機器の拡大



            だそうで、特筆すべき点は、MDの音声圧縮技術を応用したソニー独自のATRAC形式を廃止してAAC(AAC-LC/320kbps)に切り替えるとの事。
            また、INTERNET WatchによるとDRM(コピーガード)フリーになるそうで、OpenMGの事実上の終了となる模様です。

            今までライバルのiPodにどれだけ人気が出ようと、頑なに独自形式を死守し、独自のDRMを施した方式に拘っていたソニー。
            あまりにも雁字搦めにし過ぎた事で利用者数が停滞したのも、理由の一つだったのかもしれません。

            CDが無かった頃から、レコードをカセットテープにダビングしたり、FMラジオから人気曲を録音するエア・チェックは日常的に行われていましたし、CDの登場後も、レンタル店から借りてきてMDにコピーする事も一般的でした。
            いわゆる「違法ダウンロードによる音楽購入離れ」という、自らの姿勢を棚に上げて、理由にならない理由を掲げ続けていた音楽業界ですが、果たしてmoraの新システム導入でどの程度ダウンロード購入が伸びるのでしょうか?

            いわゆるオトナの事情でエリアを制限し、利用者を締め出しているradikoも同じであり、全国のラジオ業界がラジオ自体を盛り上げるために努力すべき時期であるはずなのに、自らクローズな環境を作り、わざわざ「エリア外の人は聴かないでください」という事を堂々と行っているのですから、本末転倒なのではないでしょうか。

            著作権云々…というのであれば、現在最も普及しているUstreamのように、権利処理が出来ない、難しい物は流さないで、権利処理できた物だけをradikoのように配信するシステムを構築すべきであり、全国の番組が気軽に聴けるようにしていくべきかと思うんですけど…ね。

            待っていても、昔のようなバブルはやって来ません。
            苦境の音楽業界と同じく、ラジオもまたどのように盛り上げていくべきか、よく考えていく必要があるのかもしれません。

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              take2-chances * 音楽あれこれ。 * 00:00 * comments(0) * trackbacks(0)
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